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四章 ページ24

高等部初めての授業が終わり

創真とAは自分の住む場所となる極星寮へと足を運んでいた



創真「ひもじぃーひもじぃーわー」

グッタリとして、スルメをかじりながら歩く創真を横目に私は
極星寮への道のりを確認していた。





自分の持つ、ガサゴソと袋の中で食材の揺れる音を聞き
隣からスルメをかじる音しか聞こえない少年に、呆れたような目線だけ向けると

もうすぐつくという報告だけしておいた。



貴女(腕試しのこと教えない方が面白そうだからな)


創真「何ニヤニヤしてんだよ。気持ち悪りぃぞ。」

貴女「ふふ、しつれいな奴」





そう悪態をつきあいながら歩いていると、すぐに目的の場所へ辿り着いた。


ボロい…

それが第一印象
でもこの洋館のアンティーク調が、見慣れていくうちに私にはとても魅力を感じさせていた


古い中の美しさは、数ある美しさのなかでも上位に入るほど好ましく思う。

古いと言われるまでに積み重なった歴史や足跡…

人の幸福や笑顔はもちろん、涙だって沢山見届けてきたこの洋館は




美しいー…








これからこの美しさに溢れた館で日を刻むことができると思うと

好奇心がかきたたれてしょうがない…





まあ、美しさの観点では私は少し変と言われるけれど


人間の根本を感じさせてくれるものは…美しいと思う

それを私は、私の本能だと思っているから。

私が美しいと思うという感情は本能…
誰がなんと言おうと、これは私の『美しい』だ。
誰しも本能までは曲げられない









その私の美しいを肯定してくれたアナタに…私は感謝しているよ…

そして、私が最も美しいと思う本能をアナタだけに…向けているから…。









ふふ、また面白くなりそうだ









貴女「…美しいな。創真、この寮は…」



創真「いや何処が??!!」

ふふっ

○→←○



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ひはる(プロフ) - 続編の方は大丈夫なので続けます! (2016年12月17日 1時) (レス) id: 1f07ba6d69 (このIDを非表示/違反報告)
ひはる(プロフ) - くるみさん» 何回も申し訳ありません!私、2回ほどアカウントが消えてアカを作り直していまして、パスワードも忘れてしまい、修正が難しくなっていたことも忘れていました!パスワードが思い出せたら修正したいと思います。申し訳ありません! (2016年12月17日 1時) (レス) id: 1f07ba6d69 (このIDを非表示/違反報告)
ひはる(プロフ) - くるみさん» うに修正するつもりです。それから、その後の夢主の口調の変化は、また続編の方であるかもしれません!最近は忙しくて投稿できずにいましたが、少しゆとりが出来てきたので投稿を再開したいと思っております。これからもあたたかい目で見ていただけたら幸いです。 (2016年12月17日 1時) (レス) id: 1f07ba6d69 (このIDを非表示/違反報告)
ひはる(プロフ) - くるみさん» コメントに気づかなくてごめんなさい!私も、最初はかなりぐちゃぐちゃに混ぜてしまったので、わかりにくかったかと申し訳なく思っておりました。しかし、そのキャラのそれまでの設定を考えて変えることは難しいです、しかし、はじめの頃の口調をもう少しハッキリするよ (2016年12月17日 1時) (レス) id: 1f07ba6d69 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - 口調が男口調か女口調か分かりません。私的には女口調で統一してほしいです。 (2016年10月14日 18時) (レス) id: 24228b21c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひはる | 作成日時:2015年9月7日 21時

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