三男危険度MAX【おそ松さん】

危険 6 ページ9

*



チ｢んっ、ん〜…｣


『っ、おも…。
じゃあ、また来ますねチビ太』


チビ｢おぅ！じゃあな｣


『えぇ。』




チョロ松の右手を
自身の首に引っ掛けて歩く

チョロ松はかなり酔っているようで
お構い無しに私に体重をかけてくる


人の気も知らないでさ…




『チョロ松さーん
もう家つきましたよ』


チ｢んっ…｣



かなり酔っているチョロ松さんに
声をかけるが

全く聞いていない様子

これ中まで送っていかなきゃいけない感じ？


ため息をつきつつ
｢松野｣とかかれた表札の横のインターホンを押す



ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ


｢はぁい｣



家の中から声が聞こえて
玄関の電気がつく

声的にトド松辺りかな？



ｶﾞﾁｬ



ト｢あ、Aちゃん…と…
チョロ松兄さん！？なんで酔ってんの！？｣


『チビ太さんのところで食べてきたんです
そしたらべろんべろんに酔っちゃって…』


ト｢えー！
ごめんね！重かったでしょ？預かるよ！｣


『ありがとうございます。助かります』



もう力も出ないチョロ松を
トド松に預ける




『じゃあ、チョロ松さんに明日は頑張りましょう言っておいてください』


ト｢え…どういう…？｣


『じゃ。』




え、ええ！？ちょっと…！？
トド松の焦る声が聞こえるが

そんな声をフル無視して
足を進める


今日は明日に備えて用意しないと








*






*






*





チョロ松side



チ｢んっ、｣



重い体を起こして
目を凝らす



チ｢え、僕なんで寝てた…？｣



さっきまでチビ太のおでんで
飲んでいたはずなのに…

必死に思い出すが
中々思い出すことが出来ない

今は11時半
そろそろお風呂に入って寝ようと
立ち上がると


ｶﾞﾗｶﾞﾗ



ト｢あ、起きたおはよう｣


チ｢あぁ、おはよう…｣



多分僕がべろべろに酔って
兄弟の誰かが迎えに来たんだな。
と思い

何故僕がここにいるのかは聞かなかった



ト｢あ、そういえば、
Aちゃんがチョロ松兄さんに
｢明日頑張りましょうね｣だって｣


チ｢…？明日？｣



何か約束していたっけ？
なんて思うが何も思い当たる節はない

すぐ側にあった鞄を
開いて携帯を取り出そうとすると
中に白い紙が入っていた

なんだろう。と思い
紙を見ると



チ｢え、…｣




花屋のバイト面接の予約が明日に入っていた
こんなもの入れた覚えもない

じゃあ…なんで…？



*

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