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登下校も、休憩時間も、お昼休みも…ずっと一人…。
終いには…よそ者なんて、言われて…
いじめられるように…なりました…
何で、僕が…
こんな目に…
先生に相談しても、気のせいじゃないのかって…
お前にも何か悪いとこがあったんじゃないのかって…
親にも言いましたけど、仕事で忙しいから、これ以上の厄介ごとを持ち込むなって…
とっても迷惑そうな目をしてくるんですよ。
笑っちゃいますよね…
だけど、僕は…誰の事も恨めなかった…
自分の事も、親の事も、僕をいじめる同級生も、それを見て見ぬふりする教師たちも…
だって、『仕方ない』んですもん…
そう、仕方ないんですよ。
僕はそう思うことで、何もかも受け入れることにしました。
それが、一番楽だから…。
板垣先輩と一緒ですね…。
僕も、楽な道に逃げたんですよ…。
だけども、家に帰ると父の僕を迷惑そうに見る目が嫌で、それで、僕は家に帰るのも嫌になって、こうやって公園で寝泊まりしてるんです。
一人ぼっちの僕には、お似合いですよね…。
まぁ、東京に来て初めての冬を越せるかは分かりませんけど…。それはそれで、『仕方ない』ことだと思うんです…」
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作者名：milkssss | 作成日時：2020年1月11日 18時
