第１話 ページ1
◇
──ｼﾞｬﾗｼﾞｬﾗ
『んんーっ、んん、んーーー！！』
「ふふふ…」
両手両足には枷が付けられており、部屋から出られないように鎖で寝台の端と端に繋がれ、更に喋れないよう口でタオルを噛まされている。
目の前でそんな私の様子を見ながら優雅に珈琲を飲んでいる条野さん─────。
今の私の状況を簡単に云うと�犂� 禁��
そして私を監 禁しているのは条野さんだ。
「如何です？そろそろ別れ話を撤回し、謝罪する気になりましたか？(ﾆｯｺﾘ)」
『んーー！んんーっ、んー！(誰が撤回するか！このクソ野郎！)』
「…そうですか。なら仕方ありませんね(ﾆﾔﾘ)」
そう云った条野さんは椅子から立ち上がり、私の居る寝台へやって来てそのまま馬乗りになり、指で首筋をゆっくり撫でられる
『っ…ん、』
「58回」
『…？、んんーっ！(は？なんの数字だよ！)』
「貴女がこの3日間で私を拒絶した回数です」
『……(いや数えてんの？暇人かよ)』
その数字が本当で、もし数えてたのなら君は相当暇人だな。
そんなくだらない事を数える暇有るなら仕事しろよ。否、仕事する前に早く私を解放しろ！
今も尚愉快な笑みで私を組み敷いている男を睨みつけた。
「馬鹿な人ですね。貴女が別れ話などしなければこんな事にはなっていなかったと云うのに」
馬鹿はお前だ。別れ話で普通監 禁しないんだよ。
「ですが、日頃から生意気な態度と言葉、
巫山戯んな、自分の思い通りに成らないからって
平気で監 禁するようなクソ野郎の云う事に絶対従ってやらない。てか絶対許さん。
「因みに気づいているかもしれませんが、この3日間で貴女の全身に付けた鬱血痕も58
『っ…!?(はぁ!?)』
確かに有り得ない程、接吻痕付けてくるとは思っていたけど58回も!?やり過ぎだわ！！その所為で全身接吻痕だらけで見るに堪えない
「貴女が私に否定的な態度をとる度に1つ痕を付ける事にしたんです。なので58回もの鬱血痕が貴女の全身に今現在あります。＿＿＿＿＿＿そして今後も(ﾆﾔﾘ)」
あ"ぁー……、もう本当に勘弁して欲しい
こんな事になるなら、�猜未賚鱈瓩覆鵑討垢襪鵑犬磴覆�った
＿＿＿そう思いながら3日前の出来事を思い返した。
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推しの命は私の命 - …え。表現の仕方凄過ぎません？あの、なんかですね、その時の風景や音声が凄く伝わってくるというか。それに話の構成もしっかり考えられてて、気持ちが伝わってくる、良い作品だと思いました。 (8月30日 1時) (
レス) @page9 id: 0046fb2d1c (このIDを非表示/違反報告)
箱 - 素敵な作品ありがとうございます (6月18日 20時) (レス) @page9 id: 4edc0c80af (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - ちょくちょく更新してほしいです (6月8日 7時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - ちょくちょく更新してほしいです (6月4日 12時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - 更新してほしいです (5月25日 13時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つゆこ | 作成日時：2023年3月23日 16時
