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「あれ？コーヒーもってきてくれたの？」
「だって手が空いてる人他にいなかったし」
「んふふ、あんがと」
随分と親しそうな雰囲気だったから、思わずそのやりとりをじっと見てしまった。その視線に気づいたのか、智くんが
「あ、俺の同期。Aっていうの」
「え…名前……？」
智くんが美結以外の女性の、しかも会社の同僚の女性の名前を呼び捨てにしてるイメージがなかったので驚いた。
「ん？」と首を傾げた智くんの代わりに、“A”と呼ばれていた女性が
「私と同じ名字の同期がもう一人いるんです。あと部署内にも。紛らわしいので、社内では大野くんだけじゃなくて私のことは下の名前で呼ぶのが定着してるんです」
と、説明してくれた。
「さすがに社外の方がいるときは名字で呼ばれますけど(笑)」
無駄がなく、こちらが欲しい情報をくれる彼女にとても好感がもてた。
「んふふ、そーだった。しょーちゃんだったから気が緩んでたんかな。ついいつも通り呼んじった(笑)」
「あぁ…そういうこと…(笑)」
「ふふ、どうぞ」
コーヒーを俺の前に置いてくれた。
「あ、ありがとうございま…」
コーヒーとは違う、ふわっと甘いような香りがした。
(あれ？この香り、知ってる…あのときの？！)
って思ったら無意識に彼女の手を掴んでた。
「きゃっ！な、なんですか？！」
「え？何？！どしたの、しょーちゃん？！」
「え？…あ！うわっ！ごめんなさい！いや、失礼しました！…あの、智く…じゃなくて大野さんの結婚式…来て、ましたよね？もしかして保冷剤くれたり…しませんでしたか？」
「え？あぁ！あのときの…」
「なぁに？保冷剤って？」
キョトンとした顔で智くんが聞いてきた。
「俺、式んときすっげ泣いてたからさ、ちょっと目が腫れちゃったんだよね(笑)濡らしたハンカチで冷やしてたら彼女が式場スタッフから保冷剤もらって渡してくれたんだよ」
「式場でお顔は見えなかったんですけど、後ろから見ててもわかるぐらいすごく泣いてらしたから…冷したほうがいいかなって思って。大丈夫でしたか？」
「ええ、おかげさまで当日はなんとか。でも、そのあとも披露宴で泣いたので翌日は顔がひどいことになりましたけど(笑)」
「ふふ」
彼女がふわりと花が咲くように笑った顔に電流が走ったようにビビッときた。
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じゅな(プロフ) - ぷうさん» ぷうちゃーん！ありがとぉー(*´▽`人)途中で翔潤に力を入れてしまったからね（笑）完結までに時間がめっちゃかかったけど、最後までお付き合いありがとう(´∀｀) (2019年3月23日 11時) (
レス) id: 6dfce8ad67 (このIDを非表示/違反報告)
ぷう(プロフ) - じゅなちゃん完結お疲れ様でした！ありがとう(*´ω｀*)翔さんといちゃいちゃはもちろん、潤くんとのやり取りも楽しかったなー( ´艸｀)忙しい中ありがとねー！！ (2019年3月23日 7時) (レス) id: bd0b732739 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - めぐぽん(*´･∀･)さん» わー！来てくれたのね！ありがとう(*´ｰ`*)ニヤニヤむふむふをご提供できて良かった！！旅行は脳内で…(；´∀｀) (2019年3月6日 5時) (レス) id: 6dfce8ad67 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - yumichinさん» ありがとうだよぅ！！あたいのお話が好きだなんて…マニアックだぞ☆旅行編は…想像におまかせスタイルです(；´∀｀) (2019年3月6日 5時) (レス) id: 6dfce8ad67 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - ともさん» ありがとー！！温泉イチャコラはご想像におまかせします(´∀｀*)ｳﾌﾌ（←得意の丸投げスタイル） (2019年3月6日 5時) (レス) id: 6dfce8ad67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゅな | 作成日時：2017年11月8日 6時
