１８２story ページ8
次の日の朝。
天祥院「おはようAちゃん♪昨日の歌番見させてもらったよ。」
A「なら話は早いですね。�犒遶瓩梁減澆鮠辰靴討�ださい。」
天祥院「そう言ってくると思ったよ。夢ノ咲学院の立場から言わせてもらうと君は必要だ。」
A「んじゃあ月の正体は私だってバラします。それにパワハラとも言っておきましょうか？トップアイドルの娘が夢ノ咲学院生徒会にパワハラを受けていたってスクープすぐ広まりますよ？」
天祥院「ふぅ。そこまで言われたら仕方がないね。分かったよ。月くんは留学したって言っておこう。」
どうにか天祥院先輩を言葉で負かした。これが初めてかもしれない。
天祥院「そう言えば、」
生徒会室を出ようとしていた私に何かを思い出したようで、引き留められた。
天祥院「虎堂龍樹くんだけど翔太くんの所に帰してあげたよ。」
A「、、、ｯｯ!!ありがとうございました！！」
天祥院先輩に大声で感謝したのも初めて。天祥院先輩が警察に働き掛けてくれたんだろう。
スバル「あっAおっはよ〜っ☆」
少し浮かれた気持ちで教室に戻ろうと廊下を歩いていたら朝から超絶元気のスバルに声をかけられた。
A「おはよう。」
無機質に挨拶を交わし一緒に並んで歩いていた。
A「あんず、おはよう。」
あんず「、、っ!?おっおはよｯ!」
下駄箱付近に落ちていた封筒を急いで拾い上げて私とスバルの横を通り過ぎた。
A「待ちなよあんず。」
背中越しに声をかけるとあんずはその場に留まった。
あんず「どうしたのA？私予習しなくちゃ、、、」
A「なんかあったんなら言ってよ。」
あんず「何にもないから！」
少し乱暴に吐き捨てて一人でスタスタと行ってしまった。
スバル「手紙沢山持ってたよね〜？ラブレターだったりして！ 」
A「はは。ならいいね。」
あんずの事がすごく心配になる。
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作者名：食パン x他2人 | 作成日時：2019年2月3日 8時
