私の歌を聞け歌え踊れ３ (ページ18)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:47,893 hit

１０４story ページ18

月永先輩と話してからは極力(きょくりょく)努力した。

感だけに頼らずちゃんと頭で考えて、いい曲を作り、天祥院先輩を完膚(かんぷ)なきまでに倒せるように。

柊輝「なぁA〜、頑張るのもいいけど大概にしとけよ〜？お前まで倒れるとなると俺、生きてけない〜、、、」

仕事でよっぽどストレスを抱えることがあったのか、いつも以上にビールに手を伸ばした父はかなり酔っていた。

｢娘が何処ぞの知れない馬の骨に取られる〜」か何とか春に電話していて可哀想だな。と思った。

柊輝「お〜いA〜、春から電話〜」

泥酔した父が私に携帯を渡してきて、電話を替わる。

A｢もしもし春？なに？｣

春『お前、最近学校はどうだ？何も変わってないか？』

A｢全然大丈夫だけど、、｣

春がこんなことを聞いてくるのは珍しく、聞き返した。「何でもない。よかったな。」とだけ言って電話は切れる。

父に携帯を返し、母の部屋を行ったり来たりで曲の勉強をする。

春『Aが危ない、、、、ｯｯ』

私の知らない所で何か事件が起こるとは知らずに、、、