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６話 ページ7
A「こーがくん待ってよ、、」
私の事なんてお構い無しにどんどん進んでいく。
耳にはイヤホン。私の声なんて聞こえていないんだろうなきっと、、、。
こーがくんに嫌われてたらどうしよう。
こーがくんには好きな人がいて、私の事邪魔なやつって思ってたりするのかな。
走れば追いつける距離なのに、私はこーがくんの後を追うことをやめた。
人通りの少ない路地。
A「こーがくん好き。好きだこーがくん！」
少し大きな声で言うけど聞こえていないよう。
A「ばいばいっ!!」
いつかこーがくん離れというものをしなきゃいけない。
それは先延ばしすればしすぎるほど辛くなる。
だったら今嫌われてるうちにすればいい。
こーがくんに背を向け走り出した。
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作者名：食パン | 作成日時：2019年3月26日 0時
