４５話 ページ46
A「ﾅﾆﾖｳﾃﾞｽｶ、、？」
羽風「Aちゃん探したよ〜！大神Aなんて名前の子いないって言われて焦ったんだから。けど、みんな教えてくれて助かっちゃった♪ここの学校の女の子達優しいし可愛いね〜。」
羽風薫くんの発言で、周りにいた女子の声量がさらにアップした。
A「どっか行きましょう!ここじゃダメです！」
羽風「デートのお誘い？いいよ〜嬉しいなぁ♪」
紅ちゃんも藍ちゃんもビックリしていた。ごめんよ２人共、、
後でちゃんと説明するから、、、！
羽風「実を言うとさ、昨日途中から気づいてたんだよね〜、晃牙くんの妹じゃないってこと。」
A「すいません、、こーがくんのお母さんが妹っていう設定を作ってですね、、」
アイドルと２人で歩くなんて緊張して上手く話せない。
羽風「それに関しては別にどうでもいいんだけどさ、、、、距離遠くない、、？」
苦笑いを浮かべている羽風薫くん。
A「いや、昨日は仕方ないとして、今日はさすがにこれくらいの距離じゃないと私が危ないですから、、羽風薫くんファンに殺されちゃう、、、」
羽風「だったら尚更近い方が良くない？すぐ守ってあげられるからさ〜♪」
どんどん距離が縮まって、肩が触れ合うくらいの近さだ。
比較的UNDEDの中でも女慣れをしてそうな羽風薫くん。胸きゅんするようなセリフをサラッと言ってくるのが心臓に悪い。
A「あの、、、何の用事で私の学校まで、、」
カバンを盾にして、話しかけた。
羽風「ん〜？ただ会いたかっただけ〜。」
A「は、はぁ、、、あ！こーがくん今日どんな感じでしたか、、？」
羽風「相変わらずだよ〜。朔間さんにわんこ呼ばわりされてじゃれあってたかな。」
簡単に想像出来て笑ってしまう。
雑誌には載らないUNDEDの素顔的なことが知れてよかった。
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作者名：食パン | 作成日時：2019年3月26日 0時
