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涼「俺らのファンってさ〜くっついたりイチャイチャすんのめっちゃ好きじゃん?笑

だから、まあくっついたりそーゆーのはするんだけど、ただイチャイチャするんじゃなくて切なくて儚い新しい感じのやってみたらみんなどんな反応するかなって」


知「イチャイチャするの〜?涼介と〜?」


涼「なんだよ嫌なのかよ」



ちょっと顔を歪ませた



知「嘘だよ笑 いいんじゃない?新しくて!」


涼「よし!じゃあ大概的なのはこれで、決まりっ…歌はさ、二人で書かない?」


知「一緒に?」


涼「ううん、一番と二番で分けてさお互いの想像でもいいや、好きな人のことを想った歌詞」


知「作曲か〜僕の天才的なのと涼介の凡人的なのをミックスか〜」


涼「殴るぞお前笑笑」


知「ふふ笑 楽しみだなあ」




どんな感じになるんだろう

早く最終的なこと知りたい!
まだ歌詞も何もかもがまだだけどね…笑




涼「じゃあ、ユニットについてはいろいろ決まったし…そろそろ帰る?遅くなると心配するもんね」




そう言って何故か悲しそうな顔をした涼介



知「ん?どうしたの?帰りたくないの?笑」




ちょっとからかうつもりで言っただけなのに




涼「帰りたくないし帰したくもない」



胸の奥がドキンと波打って体中に毒が回ったようにして熱くなった



知「なっ何言ってんの!帰る場所一緒なんだから変な事言わないの」


涼「帰ったらまたいのちゃんのとこ行くじゃん」


知「そりゃあ…付き合ってるからしょうがないじゃん」


涼「だから嫌なんだよ」



変な事言って帰ろうとしない涼介の手を引っ張って店を出ようとしたけど



涼「やっぱり俺がもっと早く気持ち伝えてればよかった」





いつの間にか僕は後ろから涼介に抱きしめられてた

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作者名:ponmu | 作成日時:2018年8月10日 21時

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