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Aside
かな「A〜、部活見学行こー！」
らん「私も一緒に行く！」
私には、高校に入ってから２人の友達ができた
岡田らんちゃんと渡辺かなちゃん
A「うん！ちょっと待って！」
私は、見学に行く準備をして２人の所に行った
かな「どこの部活見に行く？」
A「私はどこでも良いよ〜」
らん「やっぱり文化部の方が良いかな？」
こんな感じでみんなと話しながら歩いてたら
A「え、ちょっと！」
後ろから急に腕を引っ張られた
涼「ちょっとこいつ借りるね！」
は？借りる？何を言ってるんだこいつは
A「ねー、涼介！離してよ、腕！」
涼「あ、ごめん」
A「急になに？」
涼「お前、部活決まってないって言ってたよな」
A「…うん」
涼「サッカー部のマネージャーやってくんね？」
A「は？」
涼「だから、ちょっと来て」
え、いや待て待て待て。まだ、私やるって言ってないんだけど？
涼「薮ちゃーん！この子！」
宏「あー！この子がAちゃん？」
涼「そーっす！」
A「えーと、あの状況が…」
宏「あ、俺の名前は薮宏太。高校２年生だよ」
涼「薮ちゃんは、俺と同じ中学で仲の良い先輩なんだ！」
宏「先輩とかじゃなくて、涼介と同じ呼び方で良いから！」
A「はい…」
え？この感じだと私サッカー部のマネージャーやることになるの？
侑「おー、Aじゃん！」
大「あ！Aちゃん！マネージャーやってくれるってほんと！？」
A「え？」
大「だって、さっき山田がAちゃんがマネージャーやってくれるって言ってたから」
は？やるなんて一言も…
A「涼介どうゆーこと？」
ちょっと怒り気味に言うと
涼「良いじゃん！知念もいるんだし！」
宏「Aちゃん、やってくれる？無理にとは言わないんだけど…」
はぁー、ここまで来てやらないなんて言えないし
しかも、サッカー部のみんなの視線がこっちに向いてるし…
A「やらせていただきます！」
大「まじ！？うわー、俺頑張ろう！」
侑「ありがとな」
A「うん！」
勢いでやるとは言ったけど…
サッカー部って侑李も涼介もいるんだよね
私にとっては地獄だな笑
涼「よろしくな！」
A「なんで」
涼「え？」
A「りあちゃんに頼めばよかったじゃん」
涼「だってあいつ、帰宅部って決めてたし。お前はまだ決めてなかったから」
A「そっか」
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作者名：くるりん | 作成日時：2017年3月20日 10時
