両想い...片想い（Ryousuke.Y）

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Aside

ー次の日ー

侑「おはよ〜」

A「おはよ！」

いつも迎えに来てくれる侑李

部活が決まったらこの時間もなくなるのかなー

侑「今日、部活の見学とか行くの？」

A「まぁね、帰宅部でも良いんだけどね笑」

帰宅部…なんかつまんないよね笑

やっぱり部活には入るべきなのかな？

教室に着き、自分の席に行くと

涼「おはよ」

A「お、おはよ〜」

涼「なに、緊張してんの？笑」

A「別に、緊張なんかしてないし！」

涼「あっそ」

大「山田ー！おっはよー！」

涼「はぁー」

大「あのさ、ため息はないんじゃない？ため息は！」

涼「はいはい、ごめんね〜」

大「Aちゃん、可愛いね〜」

は？え？私のこと？

A「私…ですか？」

涼「だめだめ、大ちゃん。Aには彼氏さんがいるから」

大「え！？彼氏いたの？」

A「うん…笑」

涼「あー、こいつの名前は有岡大貴」

大「大ちゃんって呼んでください！」

そう言って頭を下げてる大ちゃん

A「うん、分かった！大ちゃんよろしくね！」

それから、大ちゃんが自分のクラスに戻って

今日も１日がスタートする

A「ねね、涼介。大ちゃんって面白い子だね」

涼「うるせぇけどな笑」

まー確かにね笑

A「涼介はさ…何部に入るの？」

涼「俺は、サッカー部に決まってんじゃん」

A「そーなんだー。侑李もサッカー部なんだよ」

涼「ふーん。そーなんだ」

A「りあちゃんは？何部に入るの？」

涼「あいつは、帰宅部じゃないかな？」

A「帰宅部…ね…」

涼「なんかさ、お前変わったな」

A「え？」

変わった？私何も変わってないと思うんだけど…

涼「大人になった」

A「なにそれ、前から大人ですけど〜？」

涼「前は、もっとおこちゃまだったじゃん！」

A「それ以上言ったら、怒るよ？」

涼「事実を言ってるだけですー笑」

A「うるさい！涼介の方がおこちゃまだから！」

涼「あーはいはい、さっきの言葉取り消し〜」

ほんと、なんなの

A「もー知らない。涼介なんか大嫌い」

涼「ごめんごめん、許して？ね？」

っ///こいつの笑顔だけは憎めない

A「今度は許さないから」

ほら、こーやっていつも負ける

でも、不思議だよね

こんな風に喧嘩できるのって涼介だけだから

侑李とは、こんな風に喧嘩なんてできない

でも、涼介には彼女がいるんだもんね…

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