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Aside

女子のバスケが終わって男子のサッカーの決勝トーナメントを見に来た

ちょっと片付けとかもしてたから、遅れちゃったんだけどね

外に出ると、ものすごい女子の声援

『涼介くん、頑張ってー!』

『B組のあの2人かっこいい!』

『見て見て!私、有岡大貴くん好きなんだよね〜』

あらら、みんなもう人気者なのね笑

てか、ほんとに決勝トーナメントにあがってるし

涼介のこと応援しないと…

『大丈夫かな?』

『え?何があったの、あれ』

ザワザワ…

A「かな、らん、あの騒ぎなんだろう…」

らん「ん?倒れてんの大ちゃんじゃない?」

かな「うそ!?」

え?大ちゃん?

先生「誰か、保健室まで連れてってくれないか」

A「あ、私行きますよ!一応、マネージャーなんで」

先生「お、助かるよ。ありがとな」

私は、急いで大ちゃんのところまで走った

A「大ちゃん、大丈夫?」

大「あはは笑右足ひねっちゃった〜笑」

A「笑い事じゃないでしょ!ほら、掴まって」

私は、大ちゃんに肩をかしてそのまま保健室まで連れて行った

A「大ちゃん、部活だってあるんだから無理したらだめじゃん」

大「ごめんごめん」

A「右足見して」

大ちゃんの右足は、びっくりするぐらい腫れていて

A「湿布貼っとくけど、歩ける?」

大「大丈夫でしょ、こんくらい」

そう言って大ちゃんが歩きだすと

ガタッ

大「うわっ」

大ちゃんがよろけたところを私がおさえた

A「はぁ…もう少しここにいな?私もいるから」

大「え、でも山田が決勝戦出てるんだよ?」

A「え?だから?」

大「山田のこと応援したかったんじゃないの?」

A「でも…ここ2階だし」

涼介のこと応援するって約束したけど…

大ちゃんをここに置いていくってわけにもいかない

だって大ちゃん、1人で無理して歩きそうだから笑

大「Aさ、山田のこと好きでしょ」

A「え!?なんで?」

大「なんでも〜笑」

A「うーん、自分でも分かんないんだよね」

大「分かんない?」

A「涼介のこと、親友としてはもちろん好きだよ?でも、恋愛対象として好きになったら…」

大「好きになったら?」

A「え?ううん、なんでもない」

何言ってんだ、私

大「でもさ、今だけは応援してあげて?」

A「え?」

大「山田、多分待ってるから」

待ってる?私の応援を?

でもどうやって…ここ2階だよ?笑

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設定タグ:HeySayJUMP , 山田涼介 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:くるりん | 作成日時:2017年3月20日 10時

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