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悟ではない、つまり________
『悟はどうした』
?「あぁ?...死んだよ。呪具で首を掻っ切ったからな」
!!!
黒「紫月さん...!」
『...なよ』
?「ん?」
『ふざけるなよ........!』
?「!お前、その顔、知ってるぜ。
アイヌ呪術連出身の箱入り娘だろ。」
『...私もお前のことを思い出したよ。
禪院甚爾。天与呪縛持ち呪力0の男...!』
伏「いやぁ、美人に名前を覚えてもらえて嬉しいなァ。
...ちなみに今は婿に入って伏黒だから。」
そこんとこよろしく。と手をひらひらさせる。
なんなんだこいつ...
...無傷じゃないか
『もういい、自己紹介は済んだ。お前はもう喋るな。
紫文錬撃【夕顔】。顕現、六条御息所...!!』
こいつには徐々にではなく、最初から100の力、否120の力をぶつけなければ止められない。
特級仮想怨霊がこの呪具の中には複数封印されている。
そのうちの一つ__________六条御息所は、嫉妬に狂い生霊として数多の女を殺した、その呪霊。
やつは女遊びが激しいと有名なはずだ。
___
伏「呪霊操術...さっきの団子のガキと同じか?」
悟の事を悔やんでいる時間はない。
きっと私はこいつと相対している時点で死ぬ。
理子が天元様の元へ辿り着くまで。それまで時間を稼ぐ___!!
六条御息所の呪霊は刀を持って伏黒甚爾に斬撃を繰り出している。
『【野分】【篝火】』
空中で戦っている2人を、上からの強風と追尾式の火球で打ち落とす______
伏「なっ、」
だめだ、止まるな。攻撃をたたみかけろ。
『【真木柱】』
奴が床に叩きつけられたところに、
すかさず何本もの太い柱を上から落とす。
六条御息所は私の行動が読めていたのか、落ちていく奴を追う事なくジッと見つめる。
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作者名:綾ゞ | 作成日時:2020年12月4日 20時