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『そうだ___此処から先は、傑が理子と行ってくれない?』
本来ならば私が本殿まで理子を送り届けなければいけない。
でも______
傑「私も道は知ってるからいいけど...どうして?」
『.....黒井さんを1人にはできない。
あの男が来る可能性もゼロじゃないし。
...もし、あいつが
でもほら、ここそんなに広くないし。傑戦い辛いでしょ?
傑なら本殿の方が戦える。
...お願い。』
傑「でもそれは......」
...そう、それは
悟が殺され、私も殺されることを意味する。
『...何でそんな悲しい顔するの、いつもみたいに笑ってよ。』
ね?と傑の頬を撫でる。
傑「っ...わかった。
行ってくるよ。
...絶対、死なないでくれよ。」
傑と理子は本殿へ向かった。
『ははっ、何あの無理矢理な作り笑顔。』
おっかしーの。とつぶやく。
黒「紫月さん...」
『?』
黒「あの人は...何者なんでしょうか...
賞金だってとっくの間に取り下げられていたのに.....」
『...わからない。
あり得るとすれば、300万なんてレベルじゃない、もっと法外な金額で盤星教に雇われた呪詛師.....』
ガコン、ゴゴゴゴ....
『!』
エレベーターが上がっていく。
『まさか.....』
そしてまた、ゆっくりと降りて来る。
『黒井さん、下がっててください』
呪具を取り出し、構える
ゆっくりと、扉が開く
?「...よぉ、お出迎えか?」
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作者名:綾ゞ | 作成日時:2020年12月4日 20時