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6. ページ8
悟「ついにボケたか」
傑「春だしね、次期学長ってんで浮かれてるのさ」
『言われてみれば、最近白髪増えてきたかも…?』
傑「…冗談はさておき」
夜「冗談で済ますかは俺が決めるからな」
『…天元様の術式の初期化の時期ってことですか』
悟「?何ソレ」
天元様は不死の術式を持ったお方で、
日本全国のあらゆる結界の強度の底上げをしている。
私達は天元様がいないと任務すらままならない程、
あのお方は呪術師に影響を与えている。
夜「そうだ。」
天元様は不死であり不老ではないため、星漿体の人間と肉体の情報を書き換える必要がある。
500年に1度の同化が、まさに今、ということらしい。
隣で悟がメタルグレイモンだか何だか言ってるけど、理解はしたようだ。
夜「その星漿体の少女の所在が漏れてしまった。
今少女の命を狙っている輩は大きく分けて2つ。
呪詛師集団「Q」
盤星教「時の器の会」
天元様と星漿体の同化は2日後の満月。それまで少女を護衛し、天元様の下まで送り届けろ。
失敗すればその影響は一般社会までに及ぶ。
心してかかれ!!」
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作者名:綾ゞ | 作成日時:2020年12月4日 20時