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4. ページ6

悟「それ正論?

俺、正論嫌いなんだよね」


…やばい

傑「…何?」

空気がピりつく。


『…ちょっと、二人とも落ち着いて』


悟は私を無視して続ける



悟「呪術に理由とか責任をのっけんのはさ

それこそ弱者がやることだろ



ポジショントークで気持ちよくなってんじゃねーよ」



悟が正論や綺麗事が嫌いなのは知ってる。

でも人の大義を否定するのは良くない。


呪霊を出しかけてる傑と煽る悟の間に割って入る


『二人とも少し黙れよ。頭冷やして。

悟は言い過ぎ。傑は呪霊出さない。』


悟「あ?お前は引っ込んでろよA。」


傑「そうだよA。これは私と悟の問題だ。」


『…傑の味方に付くわけじゃないけど、

私はかっこいいと思ったよ。傑にとっての正義。

みんながみんな、それぞれの信念を持って命かけてんの。悟だってそうでしょ?』

傑のは正論で一般的な理論かもしれないけど、と付け加える。

傑「…!」


悟「…んだよ」

…これ私も悟のこと怒らせたか…?


硝子はいつの間にかいなくなってるし二人はバチバチだし
はぁ、とため息をついたその時、


ガラッと扉が開く。

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作者名:綾ゞ | 作成日時:2020年12月4日 20時

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