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悟「それ正論?
俺、正論嫌いなんだよね」
…やばい
傑「…何?」
空気がピりつく。
『…ちょっと、二人とも落ち着いて』
悟は私を無視して続ける
悟「呪術に理由とか責任をのっけんのはさ
それこそ弱者がやることだろ
ポジショントークで気持ちよくなってんじゃねーよ」
悟が正論や綺麗事が嫌いなのは知ってる。
でも人の大義を否定するのは良くない。
呪霊を出しかけてる傑と煽る悟の間に割って入る
『二人とも少し黙れよ。頭冷やして。
悟は言い過ぎ。傑は呪霊出さない。』
悟「あ?お前は引っ込んでろよA。」
傑「そうだよA。これは私と悟の問題だ。」
『…傑の味方に付くわけじゃないけど、
私はかっこいいと思ったよ。傑にとっての正義。
みんながみんな、それぞれの信念を持って命かけてんの。悟だってそうでしょ?』
傑のは正論で一般的な理論かもしれないけど、と付け加える。
傑「…!」
悟「…んだよ」
…これ私も悟のこと怒らせたか…?
硝子はいつの間にかいなくなってるし二人はバチバチだし
はぁ、とため息をついたその時、
ガラッと扉が開く。
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作者名:綾ゞ | 作成日時:2020年12月4日 20時