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非常にまずい。
私達は今担任の夜蛾先生の前で正座をしている。
夜「この中に「”帳”は自分で降ろすから」と補助監督を置き去りにした奴がいるな
…名乗り出ろ」
悟「先生!犯人捜しはやめませんか!?」
悟の両脇に座る硝子と傑が無言で悟を指さす。
夜「悟だな」
_________
悟「そもそもさぁ、“帳”ってそこまで必要?別に
頭にでっかいたんこぶをつくった悟が言う。
傑「だめに決まってるだろ」
『呪霊って人間の恐怖心とかから生まれること多いでしょ、
術式を使う私たちもそうだけど、目に見えない脅威はなるべく隠さないと。』
傑「Aの言うとおりだ。それに…」
悟「わかったわかった」
悟が気だるげに傑の話を遮断する。
悟「…弱い奴等に気を遣うのは疲れるよホント。」
…贅沢な悩みだな、という言葉は口の中に留めた。
傑「“弱者生存”それがあるべき社会の姿さ。
弱きを助け強さを挫く。
…いいかい悟
呪術は非術師を守るためにある。」
悟「それ正論?
俺、正論嫌いなんだよね」
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作者名:綾ゞ | 作成日時:2020年12月4日 20時