9話 ページ10
ポートマフィアの頃、夜には散々飲んだものだ
「晩酌相手が出来て嬉しいよ」
「お酒の趣味は少々違いますけど」
「それでもさ。中々ついてこられる人がいなくてね」
「五条先生が下戸なの意外です」
私はワインを家入さんは日本酒を呷る
「学長には見つからないようにしなよ」
「拳骨ですか」
「あれは痛い」
「あ、体験済みだ」
何か、人近づいてるな
まあいいか
こうして家入さんとの晩酌は楽しいものから
「こんな夜中に何をしている」
あ、、、、学長
まあ気付いてたけど。
無事に殴られた
たんこぶ何個出来たんだ?
「いたいな、、」
殴られた頭をさすりながら部屋に帰る
「やっと見つかったね〜」
前からひどく嬉しそうな五条先生が
「五条先生。明日から出張ですよね。早く行ってください」
「ほんと最強呪術師は大変だよ。急に出張なんだから」
「ああ。そういえば言ってなかったな。
虎杖君。死にますよ」
「は??」
恐ろしく闇を抱えたような眼でそのことを言ったA
悠仁が死ぬ?
「は?どういうこと、それ」
「正確にはそろそろ上層部が虎杖君を殺そうと特級案件を投げてくる可能性があるってことです。明日からなら五条先生もいない
絶好の機会ですよね」
確かに筋の通った話だ
「それじゃ、おやすみなさい」
僕はそれに返事もできずに見送っただけだった
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作者名:デカプリン | 作成日時:2021年11月12日 23時