33話 ページ34
国木田さんが面白い(いじれる)人だと分かった所で
翌日
私たちは呪物探しに出た。中島君と鏡花ちゃんが護衛だ
「伏黒、どんな感じの呪物なのよ」
「ちゃんと、資料見とけよ、、、今回はこれだ」
スマホを取り出し、写真と見せる、伏黒君
「宿儺の指。虎杖、食うなよ」
「当たり前だろ!」
後ろから恐る恐る質問される
「その、、呪物っていうのを置いとくと、どう危険なんですか?」
「あれは、、存在自体が危険だからねぇ
そこに存在するだけで呪霊を呼び寄せる
分かり易く言うと、そうだな、、、、不発弾、かな」
「も、もし爆発すると、、、?」
「ヨコハマ壊滅の危機」
顔が真っ青な中島君
「はは!ついこの間、危機を脱したばっかなのにね。大丈夫。封印を解かなければ爆発しないから」
今度はホッと胸を撫で下ろす
分かり易い子だなぁ
「それ、直ぐに見つけられないの」
今度は鏡花ちゃん
「気配が大きすぎるんだ。これだけ強いと、遠くにあるようにも近くにある様にも感じられる
殺気と違うのが問題だよね」
殺気は明確に分かるのに
「、、、貴方、、」
嗚呼口走っちゃった
「秘密だよ。君も同じ事してたでしょ」
こそっと囁く
近くにいた中島君には聞こえてたみたいだけど
「私も兄さんと同じ、なんだよね」
人を救う
救ってみせるよ
192人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:デカプリン | 作成日時:2021年11月12日 23時