28話 ページ29
「佐井!来たのか」
「Aさん!」
うわ、、想定していた中で最悪だ
目的地に着くとすでに虎杖君と芥川さんがエンカウント
めんどくさい
「虎杖君。大丈夫だった?」
「お、おう!でもあいつ危険だ。なんかよくわからない力で襲って来た」
「笑止。任務を見られた、行かして置くわけにはいかぬ」
それはそうだねー
「________________」
虎杖君に指示を出す
「え、それでいいの?」
「うん。その後は私に着いて来れば問題はない」
まず私はこの人の相手をしないと、だね
「芥川さん、お久しぶりです。遊撃隊隊長になられたとか」
「裏切者が、、Aさん。貴方も彼の方と同じだ。なぜ、その力をポートマフィアのために使わぬ!僕は、そのために、、、!
羅生門!」
下から黒い刀が現れる
勿論、それは上に飛んで避ける
壁に異能の刀を差して、その上に立った
あとは、一言。こういうだけ
「そんなんだから、兄さんにいつまで経っても認められないんだよ」
煽り口調で言ったその言葉は芥川さんを怒らせるには十分だ
怒った人間は周りが見えなくなる
「虎杖君。帰るよ」
ポチ、と手元のボタンを押す
ドカン!という音が響き隣の壁が崩れた
「こっち!」
虎杖君の手を引いて、誘導する
「いつの間に爆弾なんて用意してたんだ?」
「ふふ、、秘密」
正確にはあの壁は元々壊れる寸前で、それを異能の刀で支えて、壊れないようにしていただけ
後は私が異能を解けば自動的に壁は崩れるってだけ、なんだよね
爆弾の方が、面白みがあったから爆発音も出してみたけど、、
「あ、帰って来た!何があったの?警察も来てるみたいだけど、、」
「後で、話すね。とりあえず今は、着いて来て」
虎杖君の手を握ったままもう一方の手で野薔薇の手も握る
さっき芥川さんに会ったから私の存在がポートマフィアにばれる
折角チェックインしたホテルに泊まるのは無理だな
「ねえ!どこに向かってんのよ!」
ああ、言ってなかったか、、、、
「昼の世界と夜の世界。その間を取り締まる、、、、武装探偵社さ」
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作者名:デカプリン | 作成日時:2021年11月12日 23時