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伊地知「夏油傑
_____【呪霊操術】を操る特級呪詛師です」
百鬼夜行に向けて、
高専関係者が集められて会議を開いていた
伊地知「主従制約のない自然発生した呪いなどを取り込み操ります。
設立した宗教団体を呼び水に信者から呪いを集めていたようです。
元々所持していた呪いもあるはずですし、数2000というのもハッタリではないかもしれません」
夜蛾「だとしても
統計的にそのほとんどが2級以下の雑魚
呪詛師だってどんなに多く見積もっても
50そこらだろう」
五条「そこが逆に怖い所です
アイツが素直に負け戦を仕掛けるとは思えない」
『…』
夏油傑は、負けず嫌いだ。
それは高専時代を共にしたからよく知っている
五条なら尚更知っているだろう
だからこそ納得がいかなかった。
なぜ、こんな大がかりなテロを_____
夜蛾「ガッデム!!」
夜蛾は、より覚悟を決めこう叫ぶ
夜蛾「OB・OG、それから御三家
アイヌの呪術連にも協力を要請しろ
__________総力戦だ。
今度こそ夏油という呪いを完全に祓う!!」
_____「とか息巻いてんだろうな
あの脳筋学長」
夏油は静かに笑った。
人数も実力も劣っている夏油たち。
それでも彼には勝利のビジョンがみえていた
たった一つの勝ち筋を知っていたからだ。
夏油「そうそう。悟はミゲルに任せるけど
Aのことは心配ないよ」
菅田「しかし、彼も五条悟に並ぶ程の実力者だとか、私たちでは相手にならないかもですが…」
夏油「いや、ノータッチで構わない。
_____「Aなら、勝手に自滅するよ。
あの優しさじゃ、
この百鬼夜行に耐えられないからね」
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作者名:SEI | 作成日時:2022年3月18日 19時