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嫌な予感がして机に突っ伏してたら、予感が当たった。




「お♡ いたいた
遊ぼうよ、タケミっち♡」

「なぁ、溝中番長って」

武道「今日休みっす!!!」




先生「ぁ…え?じゅぎょっ
授業中………」


ドンマイ ハゲ谷。

腕の隙間から薄ら見れば、
あの日より少し大きくなった彼ら。
すげぇや、東卍。




「アバッ」
「ぎゃふっ」
「ぎェッ」




廊下から響く哀れな声。
どうなってんのか想像つく。
…メンドクサイ未来も見えた。







キーーンコーーンカーーンコーーン



先生「お、

おいっ?!オマエら??!!」





先生の声をムシして入ってくるのは、
先程踏まれていたであろう3年生たち。

泣きながらわたしの席を囲ってきた。



こうなると思ったよ、メンドクセ…


不良「姐さん!お願いします!!」

不良「俺ら…っ、俺ら悔しいっす!!!」

A「いや、さすがのわたしも
無敵のマイキーは…って



ま、待て??!!!」



急に わたしを胴担ぎして運び出すバカども。

授業はちゃんと出たいという
わたしの気持ちが汲み取れてるのはいいが、
わたしの話ももう少しは聞こうな???




どんどん進んでいくバカの行進に
もはや抵抗する気も失せた。

A「…あ、足跡見っけ」

天井に上履き投げたヤツいんな?
わかるアレ楽しいよね。


お、行進止まった?




不良「着きました!姐さん!!」

A「オマエらの姐さんになった記憶ねーよ」

不良「行きますぜ!!!姐さん!!!」


A「え待って、



どk「「「せーーのっっっ」」」






「「「ホイッッッッッ」」」






テメェら後でぶっ殺す。

そう心に決めながらも、宙を舞う身体。
姐さんをまるで砲丸かのように投げるその心意気、
やっぱあとでぶっ殺す。



仕方なく 受身を取ろうと身体をひねらせた時、





ド「っと、あっぶねぇなァ…!!!」






ヒェッ 帰らせて…???

ドラケンに両腕を掴まれ、未だ宙に浮く身体。
マイキーは武道を殴る体勢で止まってる。
なにそれウケる。



マ「…バカだなータケミっち
女に手ぇ出すワケねーじゃん


ケンチン、その女連れてこい」


A「まって???」


ド「''譲れねぇモンがある''
今どき''女''にそれ言うやついねぇぞ?

昭和だな ビッとしてたぜ?」


A「わたしはチビりそうです」




武道とヒナの顔が 遠くなっていく。
今までありがとう…さようなら。

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作者名:!!! | 作者ホームページ:http:s//  
作成日時:2021年9月2日 23時

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