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33話 ページ37

夢主side
『…というか、フレアが来ない?』

ふと思い出し、森に視線を投げる。

そ「そう言えば、フレアって誰?」

『え?うーん…秘密です。』

そう言って、くすりと笑う。
すると、奥からやっとバタフリーが戻って来た。

でも、フレアは居なくて…

『フレアは?…?!怪我してる…おいで、治してあげるからね。』

そう言いながら、鞄からきずぐすりを取り出す。

『痛くないよ、おいで。』

正直、痛いか痛くないかは、分からないけど…

バタフリーが、フラフラとこっちに来る。

『痛かったよね。』

一回バタフリーの羽を撫でる。
バタフリーの羽についてる粉が、僕の手に付く。
少し痺れるけど、もう慣れている。
きずぐすりを怪我してる箇所に、吹き掛ける。

『…彼方さん。』

ブラッキーに話し掛けていた彼方さんに、話し掛ければ、ブラッキーとの話を切り上げ、僕に向き合う。

そ「分かってる。その代わり、無茶するな。あいつらが心配する。それに、元々足の怪我が酷いんだ。」

うっ…、と痛いところを突かれ、声を出しそうになるが堪える。

『わ、分かってます。だけど、無茶しちゃったらごめんなさい。』

そう言えば、

そ「じゃあ、説教な。」

『?』

な、何故僕がお説教が嫌いな事を知ってるの?!

そ「それと、心配するのは、あいつらだけじゃない。俺だって、心配するんだ。」

珍しく、怒った口調の彼方さん。
僕は、その威圧感に耐えられなかった。

『はい…善処します…』

そ「善処じゃない、約束だ。無事でいる事。俺は、まふに連絡してから行く。それまでは、ブラッキーと一緒に行動しろ。いいな?」

『はい。じゃあ、指切りげんまんです。』

そう言って、小指を出す。

そ「懐かしいな…、ん。」

『指切りげんまん、嘘ついたら、はりせんぼん飲〜ます。指切った。』

そ「ブラッキー、頼んだ。」

そこで、僕と彼方さんは別れた。

ここで、何が起きるかも知らずに…

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チョコミント - 日向くんさん» 俺が確認したもので、見つけた物は直させて頂きました!他にも、ここが違う、などあればコメント下さい! (2021年2月28日 18時) (レス) id: d8e12cdfc5 (このIDを非表示/違反報告)
チョコミント - 日向くんさん» そうだったんですね!教えて下さり、ありがとうございます!直させていただきます!いえ、気分を害するなんてありません!逆にありがたいです! (2021年2月28日 13時) (レス) id: d8e12cdfc5 (このIDを非表示/違反報告)
日向くん - 作品見ました!とっても面白いです!頑張ってください!けど、1ついいですか?うらたさんは関西弁では無いです…気分を害してしまったのならすみません… (2021年2月14日 16時) (レス) id: fe14c1ce57 (このIDを非表示/違反報告)
チョコミント - マイメロしか勝たんさん» やっほーww← (2021年1月3日 19時) (レス) id: 4d52063f8c (このIDを非表示/違反報告)
マイメロしか勝たん(プロフ) - チョコミントさん» やっほー (2020年11月15日 19時) (レス) id: f95c96f9d8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アイスミントチョコ | 作成日時:2020年10月10日 19時

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