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28話 ページ32

まふまふside
今日、一応退院できるらしいので、退院した。
うらたさんが、凄く煩かったので。

一方、Aちゃんは空を見て、ボーっとしてます。
僕が抱っこしてるからいいんですけど…

さ「まふ〜、もうそろそろ良くない?」

「嫌です。」ギュー

『く、苦しい……』

さ「まふ?」

「…」フイッ

『あの…苦しいです…』

「ああ!ごめんなさい!」

さ「Aちゃん。」

『?』

さ「あ、蝶々。」

空をひらひらと飛ぶ、蝶を指すさかたん。

『蝶々!』

そう言うと、バタバタとし始めた。

「ちょ、落ち着いて…」

『だって、蝶々…』

うるうるとした瞳で、蝶を指さすAちゃん。

「さかたんのせいなんですからね!」

そう言って、蝶を追って行くと、蝶がひらひらと降りてきた。

『降りてきた!』

すると、Aちゃんの髪の毛に停まった。

『あれ?蝶々何処?』

「Aちゃんの髪に停まってますよ。」

『!』キラキラ

見えてないのに目をきらきらさせてる…w
可愛いなぁ…

『あれ?皆さん、何処?』

「多分ホテルですね。行きましょうか。」

そう言って、足を進める。

『真冬さん。』

「はい。」

『この蝶々、何か可笑しいです。』

「…へ?」

『蝶々なら、お花じゃないとすぐに飛びます。なのに、この蝶々は飛びません。』

そう言いながら、髪の毛を触っている。
蝶々を探している様だ。

そして、蝶々がAちゃんの手に触れた。
そのまま器用に手の甲に乗せる。

『こんな蝶々、見たことない。』

そう言って、蝶々に息を吹き掛ける。
でも、蝶々は動かない。

『やっぱり…すいません、この蝶々どうしたら良いですかね?』

「ちょっと良いですか?」

『はい。』

Aちゃんの手から、僕の手に移す。

「これ、カメラ付いてますね。」

『カメラ、ですか……』

Aちゃんが、少し怯えたような表情になる。

「どうしました?」

『あ、いえ!何でもないです!で、どうしますか?それ。』

蝶々___否、蝶型の機械を指して言う。

「もちろん、何処かに捨てます。Aちゃんに、危険が及ぶ可能性があるので。」

そう言って、蝶々を地面に置く。
それは動かず、じっとしている。

バッテリー切れかな?

『真冬さん!早く行きましょう?皆さんにお説教されちゃいます!』

お、お説教って…
いつの間にそんな言葉覚えたの?Aちゃん。

とか、思いつつホテルへ向かった。

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チョコミント - 日向くんさん» 俺が確認したもので、見つけた物は直させて頂きました!他にも、ここが違う、などあればコメント下さい! (2021年2月28日 18時) (レス) id: d8e12cdfc5 (このIDを非表示/違反報告)
チョコミント - 日向くんさん» そうだったんですね!教えて下さり、ありがとうございます!直させていただきます!いえ、気分を害するなんてありません!逆にありがたいです! (2021年2月28日 13時) (レス) id: d8e12cdfc5 (このIDを非表示/違反報告)
日向くん - 作品見ました!とっても面白いです!頑張ってください!けど、1ついいですか?うらたさんは関西弁では無いです…気分を害してしまったのならすみません… (2021年2月14日 16時) (レス) id: fe14c1ce57 (このIDを非表示/違反報告)
チョコミント - マイメロしか勝たんさん» やっほーww← (2021年1月3日 19時) (レス) id: 4d52063f8c (このIDを非表示/違反報告)
マイメロしか勝たん(プロフ) - チョコミントさん» やっほー (2020年11月15日 19時) (レス) id: f95c96f9d8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アイスミントチョコ | 作成日時:2020年10月10日 19時

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