今日:18 hit、昨日:33 hit、合計:2,271 hit
小|中|大
77 ページ31
その頃 本陣では動かなくなった唯桜に紫毒姫が寄り添っていた。
もう彼女が目を覚ますことも、頭を撫でてくれることも無いことは紫毒姫もわかっていた。
「きゅーん…」
体は傷だらけだが顔だけは綺麗なまま。
彼女の首を取ろうとする兵士が攻め込んでくれば紫毒姫は守り抜いた。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
「家康!!私は貴様を許さない!!!」
酷く憎悪に歪んだ三成に、家康は何も言えなかった。
かける言葉が見つからなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2018年7月1日 20時