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「おっと、種明かしをしてはつまらなかったね」
「お前が不利になっただけだぜprincess?当たらなきゃいいだけの話だ」
「武器に当たらないようにするのは当然だろう?」
だから私は、と唯桜。
「そのための訓練をうんざりするほど受けたんだ 動きを読む訓練も、気配を察する訓練も……思い出しただけで嫌になるよ」
戦に出ると言った唯桜を両親は止めなかった。この時勢だ、国によっては姫だって刃を取って戦っている。
変わりに生き延びる術を叩き込んだ。血反吐を吐きそうなほど辛かったが確かに唯桜の骨の髄まで刻み込まれていた。
「その爪は私には当たらないよ」
「……Ha!おもしれぇ!!」
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作者名:クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2018年7月1日 20時