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「やること……」
「わわっ、まだ寝てなきゃダメだって!」
「やらなきゃいけないことを済ませなければ着いていくことは出来ませんから」
今受けている注文を仕上げることと受注の締切、城付きとなるならば家も引き払わねばならない。
移動や配達の手段として飼っている馬も出来れば連れて行きたいが許してもらえるだろうか。
「じゃあ俺に手伝わせてくれよ!道具とか大変だろ?」
「いいえ、道具には指一本触れて欲しくないのです」
弱々しくとも霸桜は職人、自分の道具に触れさせはしない。
立ち上がろうとして案の定ふらついて倒れかけた霸桜を左近が慌てて支える。
「安静にしてねーと唯桜様に怒られちまうぞ!あの人怒ったらすっげぇ怖いんだからな!」
「そうなの、ですか?」
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作者名:クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2018年6月27日 20時