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一方、霸桜は高熱を出していよいよ寝込んでいた。肋骨のヒビは治りつつあるがまだ布団から動けそうにない。


しばらく豊臣軍から呉服の代金は貰えないだろう 寝込んだ詫びだ。


ふと、ぼんやりした意識の中で馬のいななきや多数のざわつきを聞いた。どうやら帰って来たようだ。


きっと姫様は呆れるだろう、と霸桜は思った。


こんなに脆弱な男など日ノ本のどこにいるというのか。


「やあ呉服屋殿、少しは良くなったかな」


唯桜は庭から直接やってきた。紫毒姫も縁側に顔を乗せてひと声鳴く。


「脆弱で申し訳ございません……熱が出た挙句下がらず……」

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作者名:クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年6月27日 20時

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