今日:23 hit、昨日:19 hit、合計:1,766 hit
小|中|大
33 ページ35
「唯桜様、生かしておくのですか?」
「仕方ないだろう?秀吉様は大阪を離れる訳にはいかないし、少なくとも統治者は必要なんだから」
「それなら心配要らないよ」
すぐそこまで半兵衛がやってきていて、提案した。
「兄上、それは一体…?」
「ここ一帯を治めるのを三成君に任せようと思うんだ。そろそろ城を持つにふさわしいよ」
なるほど、と呟く唯桜に対し 三成は珍しくあわあわしていた。
突然自分が一国の主になるなど。
「半兵衛様!私にはとても無理な「いいから。頼んだよ その総大将は始末していいから」
途端、総大将の顔がひきつる。
唯桜はにこりと微笑んだ。
「大丈夫 君は紫毒姫の血肉になって豊臣に尽くすんだから」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2018年6月27日 20時