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「大丈夫だよ 総大将が見つからないのが不思議だけどね」



その背後の草むらから総大将らしき豪勢な鎧を纏った男が唯桜に斬りかかった。




「死ねぇ、毒姫!!」




「っ!?」




いきなりのことで手元に刃はない。



斬られる、と目を瞑ったが がきんと鈍い音がした。


恐る恐る目を開けてみると紫毒姫がその鱗で斬撃を防いでいた。





「ぐるるる…」




唯一認めた人間に刃が向けられるのを決して許さない

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作者名:クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年6月27日 20時

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