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唯桜には大振りな刀も遠くを射る銃も弓矢もいらない。
かすり傷にしかならない、だがそれで良いのだ。どんな傷よりも恐ろしいものを秘めているのだから。
次第にもがき苦しむ者が現れていき 次から次へと倒れる。
解毒剤があっても効くことはないだろう。何せ紫毒姫は毒の文字を名前に持つだけの猛毒を持つのだ。
「ま……まさか毒姫の竹中唯桜か貴様!!」
「おや、僕を知って「唯桜“様”だ無礼者ォ!!!」
白銀が駆けたかと思えば鮮血が舞う。正体はもちろん三成だ。
セリフを遮られて唯桜は心無しか落ち込んでるように見える。
「お怪我はございませんか、唯桜様」
「大丈夫だよ」
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作者名:クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2018年6月27日 20時