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｢私以外の人間にはやっちゃいけないよって教えたのに！｣
左近に霸桜を担いでもらい、医務室へ向かう。
触診した結果 肋骨が何本か折れたか、痛がり方からヒビが入ってしまったようだ。
｢とにかく固定しないと…｣
肋骨の場合、手足のように添え木が出来ない。
考えた末に唯桜は霸桜の胸周りに晒しを巻き、それで少し固定することにした。
遊びと言えど竜の体当たりを喰らったのだ、病弱な霸桜が持つかどうか。
｢呉服屋殿 呉服屋殿｣
聞こえるかい？、はそう言え霸桜はうっすらと目を開けた。
｢ここ、は…？｣
｢医務室だよ 紫毒姫がごめんね｣
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作者名：クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2018年6月27日 20時
