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その足取りはあまりよくなかった。
また倒れてしまったら…、と考え 唯桜は付き人を付けることにした。
「左近君はいるかい?」
「なんすか?唯桜様」
「呉服屋殿のお付きをお願いしたいんだ。
秀吉様のいらっしゃる大広間に行くはずだから」
お願いできるかな?、と首をかしげれば快く承諾してくれた。
「もちろんっすよ!
三成様との鍛錬の休憩がてらに行ってきますね!」
「え?あ ちょっ」
三成の手合わせがあるのならば自分が行ったのに。
騒がしい子だな、と思いつつ元きた廊下を歩いているとちょうど中庭で三成が素振りをしていた。
「三成君 少しの間左近君にお使いを頼んだから把握しておいてね」
「左近めを…?何故私に仰っていただかなかったのです」
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作者名:クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2018年6月27日 20時