今日:11 hit、昨日:19 hit、合計:1,754 hit
小|中|大
11 ページ13
「さっきの薬がよく効いたみたいだね
また調合するからよかったらまた城に来なよ」
「そんな…」
「この城下にいる者全ても施術の対象だよ。じゃ、私はここで」
そう言って踵を返す。
此度の戦では豊臣軍も無傷ではなかったのだ。早く怪我人の手当てをしなければ。
「あ でも薬草も取りに行かないと…」
城へ帰った唯桜は中庭で首からぶら下げている小さな笛を吹いた。
バサバサと何かが舞い降りてくる。
姿を現したのは雌火竜の特殊個体である紫毒姫だ。
「こんにちは」
「くるる」
「今から薬草を取りに行きたいんだけど、連れて行ってもらえるかい?」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2018年6月27日 20時