05ー神宮寺sideー ページ5
.
なんでか
岸先輩がAに告った。
岸先輩が
Aの話になると
やたら食い付くなとは思ってたけど
まさか好きだったとはね…。
だってAと岸先輩なんて
なんの接点もないから
こんな展開予想してなかった。
少し焦った俺は
その日の放課後、
Aんちに直行。
幼馴染みとだけあって
出入り自由なんだ。
Aが帰ってきて
色々聞きたいことがあったのに
素っ気ない態度だったから
聞くのをやめた。
なんで
焦ったりするかって?
それは
俺もAが好きだから。
小さい頃からずっとね。
Aんちで
いつものようにメシ食って。
帰り際、
さりげなく肩に触れたけど
Aは何とも思っちゃいない。
ーーーーーーーー
特に約束してるわけじゃないけど
朝、Aを迎えに行く。
A「あ、神宮寺じゃん。おはよ。」
神宮寺「おう。」
眠そうに
玄関から出てきたAは
俺の姿を見ても
やっぱり何とも思わないらしい。
今日、
久々に一緒に登校するんだけど。
幼馴染みだからって
色んなことが
当たり前になってるのかな。
神宮寺「返事、決めたわけ?」
A「ん?なんだっけ?」
神宮寺「は?岸先輩のこと!忘れてんなよ。」
A「あー…、うん。まだ何も考えてないや。やっぱ返事しないとダメ?」
神宮寺「当たり前だろ。」
って軽く頭を叩く。
というか
俺的には触れたつもり。
A「もー、やめてよ。」
って髪型気にしながら言うけど
神宮寺「どうせ寝癖だらけなんだから、気にすんな。」
A「あ。そういや髪なんもしてない。」
ホントに寝癖だらけだから(笑)。
A「結んどこ。神宮寺、ちょっと待って。」
神宮寺「はいよ。」
立ち止まって
髪をポニーテールにし始めるA。
A「これでわかんないよね?」
神宮寺「お、おう…。」
思わず見惚れてしまったけど。
Aにいつになく
ドキッとしてしまった。
691人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
山田苺花(プロフ) - 金糸雀ぷーさんさん» ありがとうございます(*^^*)少しずつの更新ですが、頑張りますね♪ (2015年5月12日 15時) (レス) id: a7d7edcc21 (このIDを非表示/違反報告)
金糸雀ぷーさん(プロフ) - やばいです。キュン死寸前です....///更新、頑張ってください!応援してます!! (2015年5月11日 23時) (レス) id: 02ff7495f2 (このIDを非表示/違反報告)
山田苺花(プロフ) - たこぷみぐ-じ。!!さん» ありがとうございます!これからもニヤニヤさせちゃいますよ〜w 頑張ります(*^^*) (2015年5月9日 20時) (レス) id: a7d7edcc21 (このIDを非表示/違反報告)
Riho(プロフ) - 現実逃避? (2015年5月8日 20時) (レス) id: d3f9569d7b (このIDを非表示/違反報告)
たこぷみぐ-じ。!!(プロフ) - いつも更新楽しみに待ってます!にやにやが止まりません(/ω\)応援してます! (2015年5月7日 20時) (レス) id: 430ac000d2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:山田 苺花 | 作成日時:2015年4月27日 0時