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3話 ページ5




「…お前、何で呪術師になったんだよ
ハッキリ言って邪魔なんだよ」


『…言われた、上の奴らの思い通りに動いていいの?ってそれは嫌だからここにいる』


…でも、大切なものが無くなったから
そう言った。


「…チッ!大切なものが無くなったくらいで、また作ればいいだろっ!」


冷水を頭にぶっ掛けられたような気分だった。
…作る?


『…でもっ!また無くなったら!どうすればいいの!』


「知るかっ!そんなもん、あとからまた考えればいいだろ!」


ここには、後悔の無い死はねぇんだよ!お前みたいな半端な奴が来るとこじゃねぇっ!お前は、何で呪術師になったんだよ!


『…………』


私は…五条にあいつに言われた、大切な出会いもあるって
それに本当に少しだけ期待したんだ。
世界は狭い、そう言われて図星だったんだ…


『…本当は、大切なものを作りたかったんだ…
君の世界は狭い、そう言われて少しだけ世界を見てみたい…そう思ったの…』


「じゃあ、呪いを祓え!呪いを祓わなきゃ、死ぬ。大切なものも、世界も見ることなんてできねぇ!」


『…わかった。ありがとう真希(・・)ちゃん』


初めて彼女の名前を呼んだ


「クソッ!それにしても呪霊の数が多すぎる…これじゃあ、行方不明の奴を見つけられねぇ」


『私が呪霊を殺る。真希ちゃんは行方不明の人を探して』


「はっ?あの数だぞ」


『出来るよ。私なら出来る』


「…ホントだな?」


『大丈夫、だから行方不明の人をお願い』


そう言ってさっきの場所に一人で戻った。


「?一緒ニ遊ブぅ?」


『遊ばない、私は祓う』


〈写輪眼〉

写輪眼を使い相手の動きを見切る。

『多重影分身の術』


沢山の分身が現れ呪霊達を祓っていく、そして素早く印を結び


『火遁・豪火球の術!』


目の前の呪霊を焼き尽くした。


『…これで、終わりかな?』


真希ちゃんは行方不明の人を見つけられただろうか


『真希ちゃんを探さなきゃ…』


少しトンネルの奥に行く、その少し広がったスペースに真希ちゃんはいた。


「終わったのか?」


『終わった、その人は生きてるの?』


「生きてはいる…けど完全に呪いに当てられてる、いつ死んでもおかしくねぇ」


『…気休め程度なら』


そう言い私は手を翳す。


「…やっぱりお前、反転術式使えるんだな」



____________
Aは呪術云々はわかっていません。神社で遊び程度に術式を使っていました。

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柚木 京(プロフ) - 優太じゃなくて、憂太ですよ!これからも執筆頑張ってください!楽しみにしてます! (2022年6月1日 22時) (レス) @page12 id: a68634ef5c (このIDを非表示/違反報告)
しろたん侍(プロフ) - うぅ…。今日もよき話………。一生推しますこの話!(話って推せるのか……?) (2022年4月29日 14時) (レス) @page21 id: e970ad63dd (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2022年4月21日 8時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:暗黒の帝王!!!!!!!! | 作成日時:2022年4月17日 15時

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