【黒バス】帝光中学校最強の不良は実はヘタレでビビリでオトメンでバスケ大好きっ子でした。【男主】

オトメン36~緑間said~ ページ46

今、赤司に頼まれて備品を買いに出ているのだが……帝光の生徒が1人、不良に殴られているのを目撃したのだよ……



緑「俺がいったところで……助けられるとは限らない……」


どうすれば……


貴「5対1ってさ流石に卑怯じゃない？」




不意に聞こえた聞き覚えのある凛とした声。


そこにいたのは紛れもなく……


緑「鬼上院A……」



不思議だと思った…



鬼上院は"売られた"喧嘩しかしないと言われているから……


そんなことを考えていると鬼上院の感情のこもった声が聞こえてきた。


貴「俺さぁ〜帝光の生徒には手を出すなって忠告してるはずなんだけど？」




その言葉を聞いたと同時に俺は情けなくなりその場から逃げ出していた。



鬼上院は……鬼上院Aは……


悪いやつじゃない……それなのになんだ俺たちの態度は……鬼上院は……俺たちのことを…守ってくれていたのに…



今思えば鬼上院は他のやつから悪く言われてもヘラヘラ笑っていた……だが、俺はいつもその笑いは何かを隠していると思っていた……今わかった……





悲しみ……



おそらく…あの笑顔には悲しみが隠れていた…



緑「あ……鬼上院…と……灰崎…？」


ふと顔をあげれば仲良さようにアイスを食べている二人を見つけた。


灰崎は怪我をしていることから考えて……さっきの生徒灰崎だったとわかる。




ちょうどいい。本人がいれば本人に聞くのが一番なのだよ。

無意味な自問自答はやめる。



緑「鬼上院少しいいか？」




俺は自分の耳で聞きちゃんとした答えを見つけてやるのだよ。








ーーーーーーーーーーーーーーー

真ちゃんとの絡みですねww


今後も頑張って更新しますね！

オトメン37→←オトメン35

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す