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あー!!不法侵入です!! ページ3

‥‥体が重い


なんだ‥‥重いぞ?


いやだるさとかの重みではなく‥‥



人がのしかかったような‥‥


‥‥


まて


まてよ


私一人暮らしだよね?


なんで人がのしかかったような重みを感じてるの?


ありえない事態に
目をつむりながら思考を巡らすと
ゾワッとした悪寒のようなものが体を巡っていく


え、は?


どういうこと?


私昨日鍵閉めたよね?


不法侵入?


霊的なやつ?


どっちにしろ怖すぎる


恐る恐るまぶたをゆっくり開けると
ぼんやりと黄色いものが見える


なになになになになに?!?!


怖いんだけど!!


ほんとーに怖いんだけど!!


心臓の鼓動が激しくなるのを感じながら


視界が少しずつ鮮明になっていく


すると目の前には金髪に
赤いメッシュのようなものが入った頭が見えた


‥‥前者だった


その瞬間冷や汗がじんわりと首元を伝っていく
のを感じた


警察に通報‥‥


いや
起こしたら何をされるかわからないし


でもいずれは起きるだろうし


どうする私‥‥!!


というかどれが正解なんだ!!


あまりの恐怖にパニック状態になり


冷静になれない


‥‥まてよ


まだ目覚ましなってないよな‥‥?


まずい


今鳴ったら確実に‥‥!!


そして私の予想はピタリと当たってしまう


【〜♪】


大音量で流れるスマホのアラーム音


これで目が冷めないはずもなく
目の前の頭がピクリと動いた


「むっ」


『‥‥』


あー起きてしまった


これは詰んだ


人の上で寝るような人間だ


きっと私は初めてを奪われるか殺されるかして
人生を終えるんだ


どうせなら痛みを感じずに逝きたいものだ


しかし思わぬ事態に急変した


「‥‥!!」


上に乗っていた男はバッと
勢いよく立ち上がるとすごい勢いで後ずさりをし
後ろのクローゼットにドンッと背中をぶつけた


そして顔を赤くし
バカでかい声で「すまん!!」と一言


な、なんだこの男‥‥


すっごい派手な髪に見覚えのある異様な服‥‥


‥‥あれ


この濃い顔‥‥


そしてこの声


すごく聞き覚えがある


‥‥でもそんなわけない


だって非現実的すぎる


そう思いながらもどこかで
期待している自分がいるのを感じていた


見たところ男は私に危害を
与えるような素振りがない


顔が赤いのはよくわからないが‥‥


私は男を落ち着かせ話を聞くことにした

あー!!マジですか!!→←あー!!プロフです!!



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設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎 , 逆トリップ   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:サカモト | 作成日時:2021年9月29日 0時

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