ジョジョ短編集1～4部続編 (ページ13)

今日:13 hit、昨日:11 hit、合計:41,271 hit

可愛い子にくっつき過ぎ注意（億泰）ページ13

「億泰君だー！」

学校に行き、億泰君の姿を目に見えたら、すぐさま後ろから億泰君に抱き付く
振り向いた時の戸惑った顔がまた可愛い

億泰「な、なんでいつも抱き付いてくるんすか、Aさん…」

顔を真っ赤にしながらきいてきた
隣にいた仗助君はニヤニヤしている

「可愛いからに決まってる！」

ギュウゥゥゥと力強く抱き締めた

私は先輩、彼等は後輩だからだろうか、億泰君はただただ戸惑うだけ
無理矢理剥がそうとしない

愛くるしいわ…

その後、放課後になり私は部活で六時まで学校にいた
そして学校の正門に行くと、壁に寄りか掛かっている見慣れた人がいた

誰だか分かると走って真正面から抱き付いた
可愛い億泰君だ！

「億泰君ー！」

また真っ赤にする億泰君

そういえばなんで六時までいるんだ？帰宅部だったよね

「あれ？億泰君誰待ち？」

疑問だった事をきけば、億泰君は私から視線を逸らしこう言った

億泰「Aさん…待ってたんすよ…」

「えっ…？なんで？」

億泰「…なんでいつも抱き付いて、可愛いーとか言ってくるんすか…？」

「可愛いから」

即答してやった

「可愛いくなかったらそもそも抱きついたりしないよ！」

そう言えば…

いきなり温もりを感じた
億泰君がギュッと抱きついたのだ
いつもの彼ならこんな事しないのに…、どうしたんだ…？

「億泰…君…？」

真っ赤だろう私…

億泰「…俺も男だぜ…？Aさん…

毎日毎日、女の人に抱きつかれたら我慢なんか出来なくなるのは当然だぜ…？」

心地よいハスキーボイスを耳から直接きこえ、更に真っ赤になっただろう

億泰「俺じゃ…駄目…か…？
い、嫌ならよぉ…
抵抗して下さい…

抵抗しないならこのまま…」

そこで言葉は切れた
ドキドキと心臓の音がきこえる、億泰君はゆっくりゆっくりと私の肩を持ち私の肩から顔を離し、また顔に近付いてきた

私は…無抵抗に億泰君の唇を受け止めたのであった