「光」は知っている

一番痛いのは… ページ38

(うん…これは確実に目立つ…)

私は今鏡に映る自分を見ています

首や腕、足などにたくさんついてる包帯や絆創膏の数がすごいです…

実は自分でも気づかないところに傷があったりしてこうなってるんだ

こうゆう傷は魔法を使えば治せるんだけど私の決定的な弱点が…

私意外と能力系の力も使えるんだけどなぜか他の人の傷が治せて自分の傷が治せないんだ

だから今こうゆうことになってて…

(どうしよう学校あるのにこの傷じゃ目立つよ〜)

(でも行くしかないよね！頑張れ！立花彩！)


(なんて言ってたけどさっそく負けそうです…)

周囲の目が痛い…

体も痛いけど一番痛いのは周囲の視線！

まるで「うゎぁ…」って言われてるみたいで傷つく！

しくしくしく

ア「おはよう…」

(あ〜やっぱりみんな見てるよ〜)

私が席に着いた瞬間

雪「彩ちゃん！」

雪ちゃんが思いっきり私にダイブ！

ア「イタタタ…あ、雪ちゃんおはよう」

雪「あ、うんおはよう。じゃなくて！どうしたのその怪我！」

ア「え〜とね…」

周りがすごい見てくる…

ア「雪ちゃんこっち」

私は雪ちゃんを人気のない所に連れて行く

ア「えーと大雑把に説明すると、「影」と戦って無茶をした結果がこれ」

雪「な、なるほど。昨日だよね」

ア「うん」

雪「昨日の電話ってもしかしてこのこと？」

ア「うんでも忙しそうだったから」

雪「今度はちゃんと教えてね」

ア「うん！」

友達がいるっていいなぁ〜



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おまけ

ちなみにアーヤは帰ったあとが一番大変でした

マ「彩！どうしたのその傷は！」

ア「えーとね」

マ「あぁ…どうしましょう病院に行った方がいいのかしら」

ア「えーとママ？」

マ「いえ、その前に応急処置を、でも病院に行った方があぁ〜でも」

ア「ママ？」

マ「そうよ救急車を呼んだ方が、でも、あ〜どうすれば」

ア「ママ大丈夫だから呼ばなくてもいいよ」

マ「そう？ならいいんだけど」

ア「ふぅ〜」

マ「それよりこんな傷をどこでつけてきたの？！」

ア「え〜と」


説得するのに30分もかかった

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