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「でもなあ僕を殺すつもりで来たんだろ？悲しいよ、育ての親へ恩はないのかい？」
『あるわけないでしょ…』
「あーら残念。で、どう殺そうか。あーでもQueenは働きが良いからなあ。他のやつだけ殺そうか？ん〜迷うねえ」
「…胸糞悪いなマジで」
「何でそんなこと言うのさ！人間の最期って美しいだろ？それに面白さが加われば、最高じゃない？」
「王様のくせに、美的センスもお笑いのセンスもねーんだな。可哀想に」
「…あはは、面白いこと言うね北山くんは」
「…っと、あぶねぇ」
KINGは北山に目掛けて、
「あら、避けられた。じゃあもう1本！」
『……っゔ、』
「A！」
「おっと近づかないで！ほら、ほら！Queen、右脇腹に当ててごめんね」
あいつわざと私の傷を狙ってきた。
北山が私に近づこうとすると、KINGは
「Queen、ほらもう1本！」
『…っあ！』
「おい！辞めろって！」
「うるさいね北山くん。それにしてもQueen動き鈍いよ？足にも刺さって。疲労かな？それともさっきの」
『うるさい！よそ見してただけ』
「ふふ、そーなのね、んじゃほら」
3本目の
「ま、これだけ離れれば大丈夫でしょう。じゃあ北山くんは捕まっててね」
「は？…っおい！！」
ガシャン！と少し離れた北山の上に落ちてきたのは鉄の檻。…油断した。
足に刺さった
「Queen！辞めてよ！危ないだろう！」
『…よく言うわ』
私が投げ返した
「…っくそ、油断した…」
「違う違う！北山くんは油断なんてしてないよ。油断してないのに捕まった、の間違いでしょ？」
「……ッチ」
「あはは、分かる？力の差って怖いよね」
『北山落ち着いて。心乱すと思うツボだよ』
「落ち着いてられっか！…っ、どうすれば！」
北山は柵を掴んでガシャンガシャン揺らす。…圧倒的不利になった今、私に何が出来る？
体はもうボロボロだ。思った以上に言うことを聞かない。
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yuzu_(プロフ) - 完結間近なんですね！楽しみにしてます！ (2022年2月16日 8時) (
レス) id: b026b7a2ff (このIDを非表示/違反報告)
ナナシ(プロフ) - yuzu_さん» yuzu様、毎度コメントありがとうございます！長い間お待たせしてしまいました。本当に申し訳なかったです（ ; ; ）完結間近ですが、最後までお付き合い頂けると嬉しいです！ (2022年2月16日 1時) (レス) id: 18aa49fd4f (このIDを非表示/違反報告)
yuzu_(プロフ) - お忙しい中ありがとうございます。ずっと待ってました泣また楽しみによみます！ (2022年2月15日 0時) (レス) @page42 id: b026b7a2ff (このIDを非表示/違反報告)
ナナシ(プロフ) - ほおうさぎさん» ほおうさぎ様、コメントありがとうございます！お返事遅くなりました。ごめんなさい。ジャニーズでこのようなお話ってあまり見かけないので勇気いりましたが、読んでくださる方が多く安心しています（笑）もう少しお休み頂きますが、これからも宜しくお願いします！♡ (2021年12月16日 17時) (レス) id: 18aa49fd4f (このIDを非表示/違反報告)
ほおうさぎ - はじめまして！キスマイのこういうお話好きなので楽しみにしています！主様のペースで大丈夫ですからね。ゆっくりお休みください！！ (2021年12月12日 23時) (レス) @page42 id: 86f6a5fb9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナナシ | 作成日時：2021年11月25日 16時
