ジョジョドリーム短編集だぜ！！！

五部ジョジョ・ボス@兄弟とアイス。 ページ24

｢お兄ちゃん！ジョルノ！アイス買ってきたよー！｣
｢はーい｣｢おぉー…あー…っあああ！？また負けただと…この俺が…！｣
｢ほら、ゲーム終わり。おやつだよ｣
｢行きますよディアボロ兄さん｣｢ぐぅ…また後でやるぞ！！｣｢はいはい｣

この騒がしい男達は私の兄と弟、ディアボロお兄ちゃんとジョルノだ。姉・妹、どちらにしてもこの二人の世話は面倒なのだ。

ジョルノ｢Aねえさん、Aねえさん｣
A｢なにー？どしたの？｣
ジョルノ｢ディアボロ兄さんに僕のプリンアイス取られました｣
ディアボロ｢言い方が悪いぞジョルノ！俺はちゃんと譲ってくれと言ったぞ！？｣
A｢でもジョルノは｢いいよ｣って言ったんですか？｣
ディアボロ｢うぐっ…それは……｣
A｢お兄ちゃんなんだから我慢してください。今度ちゃんとお兄ちゃんの分も買ってきますから｣
ディアボロ｢…うむ……｣
A｢どっちが年上なんだか分かりませんよ、まったく…｣

このお説教タイムも慣れたものである。
数年ワガママなお兄ちゃんを叱ってきて分かったのが、頭を撫でながら宥めると大人しくなって機嫌を直してくれるという事だ。

ディアボロ｢…誓いのキ ｢それ以上言ったら刺しますよ｣ す、すまない！謝るから包丁を向けないでくれないか！！｣

…その代わり頭を撫でる以上の事を求められそうになるのだが。その時は大体私が包丁を持つか、ジョルノにひっそりと引っ掻かれたりすると大人しくなる。
私は包丁を置くと椅子に座ろうとするが、またここで問題が発生するのであった…。

兄弟とアイス。2→←紅茶とクッキーとお説教。2

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