ジョジョドリーム短編集だぜ！！！

二部ジョジョ・ボス@熱中症。 ページ19

｢なぁなぁ、熱中症ってゆっくり言ってみろよ！｣

そう、中学生のような事を言ってきた彼はジョセフ・ジョースター。
ちょっとした知り合いで、ジョセフがナンパしてきた事がきっかけでちょくちょく会うようになった。

A｢バカね。そんな遠回しな台詞より…｣
ぐっと顔を近付け、

A｢ねぇ、キスしましょう？｣
ジョセフ｢なっ、おま…！？あ、あのなぁ！｣
A｢言わせようとしたのは貴方でしょ。なーに照れてんの、ふふ｣

まぁ私がジョセフより年上というのもあり、私の方が攻めてると言える。
何だか勝った気分で、笑みがこぼれる。

｢ふむ…Aは大胆なのだな、するか？キス｣
ジョセフ｢あっ！？お前は入ってくんな…ちょっ、何Aに顔近付けてんだよバカ！！｣

そう乱入してきたのはカーズ。
ジョセフの知り合いで、ふわふわの長髪。
凛々しい顔が私に近付くが、慌ててジョセフがそれを止める。
騒がしい二人だ。

カーズ｢何…！？誘惑してきたのはAの方だ！このカーズと口付けをすれば良かろうなのだッ！｣
ジョセフ｢でもキスしようって言葉は、お・れ・に！言ってきたんですゥ〜！だからおめーは入り込むんじゃねぇ！！｣
A｢はいはい、喧嘩しないの。二人ともいい加減にしなさいよ、全く｣

言い争いを私がいつも通りに止める。
これ以上行くとだんだんヒートアップしていて、最終的にはてんやわんやな事になるのだ。

ジョセフ｢えー、だってよォ…｣
A｢だって、じゃないの！謝りなさい｣
カーズ｢Aもこいつなんかよりこのカーズの方が…｣
A｢それは今どうでもいいの。貴方も、早く｣
ジョセフ｢………ごめん、なさい…。｣
カーズ｢…………すまん……。｣
A｢それで良し。｣

こんな風に二人が言い争ってて、毎日呆れるけれど。
ちょっと私の為に言い争ってくれるのは、嬉しい…かもしれない。

この暑さで熱中症にはならないけど。
私の心は、熱中症寸前。



───
どうも、咲汰です。
安定の文才の無さは最高ですね！
私も夏休みに入り、かなり暑くなったので皆さんも熱中症にはお気を付けて！
恋の熱中症にも、皆様お気を付け下さいませ〜…！
熱中症というワード、かなり楽しいです。
書いてて、なんかこう、ふわふわしました。
次は咲汰が一番楽しく作らせて頂いた三部です！ｲｴｰｲ！次もお楽しみください！
ではでは！

三部ジョジョ・ボス@夏祭り。→←飼い猫と彼。2

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