ジョジョドリーム短編集だぜ！！！

ギアッチョ@家庭教師パロ。 ページ14

※ギアッチョが家庭教師やってるっていう謎の現パロ風味となっております。苦手な方は和菓子でも食べて寝てください。


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視線が痛い。

A｢あ、の〜…。ちょっと、集中できないんで見つめないでくださ｢黙れ。｣あ、はい、すみません……｣

家庭教師のギアッチョ先生。
正直あんまり好きじゃない。だって、テストの点が少し悪かったからって、何時間もの間机に向かわせるのは酷い。
追試が無いから良いじゃないか、なんて言葉は先生には勿論通用しない。

ギアッチョ｢大体何でこの俺が勉強を手伝ってやってんのにこんな点数がわりィんだ？ったく…｣
イライラする様子の先生。
今日来てからその台詞はかれこれ十回目くらいだ。黙ってください、先生。なんて言ったら張り倒される訳で。
大人しく勉強だ。

A｢…まぁ、ギアッチョ先生らしいというかね……｣先生には聞こえないよう呟く。
自慢ではないが、成績は元々私は良い方…だと、思う。
だが、この点数がちょっとアレだったテストの教科は──ずばり、保健体育である。

純粋すぎる先生。
子供はコウノトリが運んでくると思い込んでるのではないか、と少し心配になってくる程に純粋すぎるのだ。

A｢…せんせー。この問題、わかりませーん｣
いつも怒鳴ってくる先生に仕返しするため、ちょっと意地悪。
あえてアレでアレなアレの問題をわからないよー、と助けを求めてみる。アレが多すぎるが、とにかくアレだ。

ギアッチョ｢あ"？おめーから言ってくるなんてめずら…ぶふぉっ｣
思わず吹き出す先生。うーん、なかなか面白い。
笑ったらやっぱり張り倒されるので、必死に笑いを堪える。

A｢先生？吹き出してないでさっさと教えてくださいよ。｣
ギアッチョ｢ばっ…！……はぁ…。｣
溜め息を付くが、顔は見事に赤い。
肩が小刻みに震える。ダメだ、笑いそうだ。

ギアッチョ｢……えーっと、それはだな…うーんと…あー……っ、ていうかおめー分かってんだろ！？笑いそうなの必死に堪えてんのが分かんだよバカ！！｣
A｢あー…バレてましたぁ？｣
ギアッチョ｢当たり前だろうが！！！ったくよォ……｣

眼鏡をかちゃ、と直して、また溜め息を付く。
ギアッチョ｢…大人になったら教えてやるよ。覚悟しとけ｣
ぼそっと言う先生。
果たして先生は本当に教えてくれるのか。
大人になってからが楽しみです、と微笑む。
赤くなった先生の頬をつねり、私は勉強を再開するのであった…

花京院典明@お化け屋敷。→←メローネ@マッサージ。

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