【ジョジョ】幸福少女(?)と帽子の君。

アヌビス神撃破 ページ25

承太郎はこの刀…アヌビス神の能力について最初に話した。

刀に触れた者を本体とし、操る能力。

そして、戦った相手の動き等を全部覚えているらしい。

『触らせなきゃいいだけじゃない。何でポルナレフは鞘から抜いたのよ』

承「抜こうとした床屋の主人を止めようとして勢いで抜いた。」

どうやら、それを知らずに一般人が抜いてしまうのが厄介らしい。

『まあ、イギーもいるし、いざとなったら…』

承「リュウ!!!」

やれやれ、今度は子供が抜いちゃったのか…。

『イギー』

ｲｷﾞｰ「ザ・フール!!!」

イギーに砂で防いでもらう。

イギーと私のコンビネーションは最強!!!

ってね。

ﾎﾟﾙ「うう…リュウとイギー？…もしかして、俺…!!!」

承「そのもしかだぜ。」

『話してる暇はないわ、子供が抜いてしまった。』

ジリジリと近づいてくる。

「如月龍兎…！貴様の動きも覚えた…！」

今は龍季だけどね。

『私の動き覚えても意味ないよ。』

「は…？」

『二度と同じ動きなんてしないもの。』

さすがにキィンなんて音は鳴らないが、棒つきキャンディで防ぐ。

ﾎﾟﾙ「な、何ぃぃ〜!!?棒つきキャンディで刀を…いや違う！」

ｲｷﾞｰ「キャンディを木刀に変えてんだよ馬鹿。」

わ、切れ味いいね。食い込んでるよ。

『―ウラァ!!!』

刀を足で蹴る。

刀は縦からの力には強いが、横からの力には弱い。

だから横から力を加えれば…

承「…折れた…!!!」

『イギー、誰も触れないように砂を纏って…いや、やっぱりいいわ。壊した方が早いもん♪』

承「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」

『ウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラ』

ﾎﾟﾙ「ホラホラホラホラホラホラホラホラホラホラホラホラホラホラホラホラホラホラ」

「『「オラァ!!!/ウラァ!!!/ホラァ!!!」』」

承太郎、私、ポルナレフのラッシュにより、アヌビス神は粉砕された。

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