【ジョジョ】最強夫婦(?)とその娘。

グェス ページ27

『まず爆発を避けないと―――、！』

女が俺達を除きこんでいる。

？「あれ、三人も！大丈夫？私が看守の所まで持っていってあげるわ」

『うわッ、オイ！』

つまみ上げられ、手に乗せられた。

そのまま女は看守の近くに向かう。

徐「何…、アンタ。スタンド使い？」

ｸﾞｪｽ「私はグェス。よろしくね。私、数日前から物を小さくできるようになったの」

スタンド使いか。

『ホワイトスネイクは知ってるか？』

ｸﾞｪｽ「…？」

知らないな、嘘はついていないようだ。

ｸﾞｪｽ「助けた礼と言ってはなんだけど、友達になってくれないかしら」

ｴﾙﾒｪｽ「アタシはいいけど…」

徐「いいわよ」

ｸﾞｪｽ「やったあッ！」

なんだ、なんなんだ？こいつは。

危ない、近付かない方がいい。

そんな雰囲気だ。

ｸﾞｪｽ「おぉ〜っと、危ないッ！」

急にぐらつくグェス。

俺達は当然吹っ飛んでいく。

『スタンドで身を守れ！』

シャッフル・ブラックをクッションに変身させてガードする。

『今の、絶対わざとだぜ…』

グェスは近付いてくる。

ｸﾞｪｽ「ごめんねー、転んじゃって！乗って！」

手を差し出して来たが断った。

落とされたら堪ったもんじゃない。

ｸﾞｪｽ「…さっき友達っつったろうがァアア〜！それを友達って言うのかぁあああ！？」

急にキレだすグェス。

まずい。

『悪い。本当に申し訳ない。でも、俺らは友達だから』

と言うと収まった。

『じゃあ』

俺達は走り出したが、後ろを追い掛けてくるものがいた。

『スタンドだな。グェスので間違いない』

俺達は立ち止まり、振り返る。

『…来なよ、小さくなってもシャッフル・ブラックのパワーは落ちないから』

龍季に戻り、スタンドを出す。

『エルメェス、シール』

ｴﾙﾒｪｽ「了解！キッス！」

スタンドの目にシールをはった。

当然数は増える。

『行くよ徐倫』

徐「勿論よ母さん！」

一気にシールを剥がした。

するとバチィィン、と元に戻った。

ギャアア、とグェスの声が聞こえる。

『これで終わると思ってるの？これからだよ』

ｴﾙﾒｪｽ「へっへへ、キッスの力試しに使わせて貰うぜ！」

スタンドを出し、拳を握る。

徐「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」

『「「オラァ！！！！！」」』

一際大きな悲鳴が聞こえたあと、俺らは元の大きさに戻った。

ｴﾙﾒｪｽ「やっぱこの大きさがちょうどいいな」

徐「そうね」

『チャンチャン♪』

川→←行方不明

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