消えた記憶は知っている

かくれんぼ！ ページ17

彩sibe


まさか


私にこんな日が来るとは……


中学生でかくれんぼだなんて……


いくらなんでも恥ずかしいでーす！


だれか辞めさせてくれないかなぁ？


そんなことを考えてると


「じゃあ、おねーちゃんが鬼ね！」


彩「え！？」


さっきまでだれが鬼をやるかで揉めてたのに……


彩「あ、別に良いよ！」


「やったー！」


1人の男の子の声で皆んな隠れに行った


彩「行くよー……1……2……3……4……」


四まで数えたその時！


『立花！』


『アーヤ！』


と、誰かが私を呼ぶ声がする……


『無駄よ！』


『先生！どういう事ですか？彩さんは！』


彩「え？だれ？どういう事？」


私が閉じてた目を開けた


目の前にいたのはあのメガホンを持ったおじさんだった


彩「わ！」


「ダメじゃないですか！今かくれんぼ中なんでしょ！」


彩「だけど……さっきの声は……」


「気にしないで良いんです！さぁ早く続きを……」


彩「そうですか……」


私は疑問に思いながらもまた数え直した

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