【呪術廻戦】1年生は4人……なんです。

13話 少し番外編 ページ14

sideA

A『…え、部屋見たい？』

釘崎｢都会のレイアウトの参考に!!｣

虎杖｢俺も見てみたい！｣

え。

A『…特別な部屋じゃないよ。』

釘崎｢お願い！｣

A『まぁ…良いけど…』

宿儺｢オマエの部屋か。確かに気になるな。｣

頬っぺに口…

A『…良いけど…』


男子って入っていいのかな。

ま、いっか。

虎杖｢オマエ寝る時何処で寝てんだよ！｣

A『ソファーベッド。』

組み立ててベッドにする。

釘崎｢ねー！これ何！？かわいい！｣

A『ハンギングチェア。』

宿儺｢変わった色だな。｣

A『パステルカラー好きなの。』

うるさい。

釘崎｢これ何！｣

A『…アロマスティック。』

めっちゃメモしてる。

釘崎｢何の匂い？｣

A『ラベンダー。』

鼻詰まったの？

宿儺｢アレなんだ。｣

A『パソコン。』

宿儺は知らなそう。

A『…』

組み立て直して座らせる。

A『紅茶飲める？』

釘崎｢え、もてなしてくれるの？｣

私そんな非常識なの？

宿儺｢変わった香りだな。｣

近。

A『…何。』

虎杖｢なんか今日出るんだよ…｣

いや、知らないけど。

五条｢なんかAの部屋から良い匂いするー！ってなんで悠仁が居るの！？男子禁制だよ！｣

虎杖｢え"！｣

A『そしたら先生も処罰を受ける対象ですよ。』

紅茶とクッキーをトレーに乗せる。

五条｢Aー！僕羊羹食べたい！｣

えぇー…

A『ケーキじゃ駄目ですか？』

五条｢ケーキも可。｣

なら良いや。

A『……』

釘崎｢…｣

A『さっきまで頬っぺだったのに…』

宿儺｢気になったのでな。｣

モグモグと頬張ってる…

五条｢野薔薇はAの部屋は参考になった？｣

釘崎｢そうね。｣

五条｢かわいいもの好きだもんね。｣

うわ、引っ張られた。

虎杖の膝上に乗る…

宿儺｢オマエ、俺の女になれ。｣

A『…丁重にお断りします。』

先生がお茶を盛大に吹いた。

釘崎｢汚っ!!｣

宿儺｢何故だ。｣

A『逆になんで承諾を得ると思ったのか不思議…』

｢…！貴様！儂の器に触るとは何事だ！｣

宿儺｢喧しい。不愉快だ。｣

坊やが戻ってきた…

坊やは寝る時と

門の中に帰る時の2パターンは喋らなくなる。

宿儺｢悪い話ではないだろ？｣

嫌だけど…

五条｢学生の本分は学問に勤しむ事。｣

わっ。

五条｢悠仁とAなら口出ししないけど、宿儺はやめな？｣

私も断りましたが？

虎杖でも断るし。

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