第三皇女 ページ7
キィッ『…燈夜』
燈夜「あぁ、おかえりなさい。星はキレイでしたか?遠くまで行ってませんよね??夕食ならもう少しお待ち下さい。もうすぐですから」
『………ジュダルも、紅玉も、家臣達もいないんだけど』
燈夜「……………え????」
『ねぇちょっと〜…紅玉の水が見える気がするんだけど』
燈夜「奇遇ですね、俺もです」
『はぁ…何してるのあの子は』
…人が沢山いる?
燈夜「…!!姫さん、アレ……」
『?…!!』
私の勘が言っていた
きっとまた会えるって
『紅玉、何勝手なことしてるの?』
紅玉 ビクッ「!お、お姉様…!?」
「「「「!」」」」
アリ「人が増え………って、!?!!?!」
『紅玉、先に帰りなさい。ジュダルは…どうしたの?』
紅玉「あ、あの子が…!」
アラ「Aさん…??」
『…そう。でも、武器も持たない者達を蹂躙するのは良くないわ。未来の煌国民なのだから。…マルファス、癒しなさい』
ピカッ 紅玉「!」
『夏黄文、後はお願いね。私は今瀕死の状態を治療しただけだから』
夏「かっかしこまりました、殿下!!」
紅玉「皆の者。帰るわよ。………いいことっ!?別にあんたに言われて帰ってやるわけじゃないんだからッ!!お姉様に言われたからなんだからね!!」
ビューーーーーッ
「……行っちまった……」
「でも、あの人はなんなんだ…?」
アリ「…っA!!何でここに…!?それに、その格好…」
『久しぶり、アリババ!それに、アラジンもモルジアナも。ごめんね、私の身内が』
モル「身内、ということは…」
『うん。……改めて、自己紹介を。私は、煌帝国初代皇帝が第四子…煌帝国第三皇女、練Aと申します。先程は義妹、そして…神官が貴女方に危害を加えたようで、本当に申し訳ございません』
アリ「煌帝国の、皇女…!?」
『モルジアナ、負傷した者をここまで連れてきてもらえる?』
モル「え?」
シン「姫君…私はシンドリア国王のシンドバッドだ。ここで君がさらにバルバッド国民達を虐げると言うのなら、黙ってはいられない」
『…シンドバッド?……そう、アナタが…ご心配は無用よ。燈夜、アナタも連れてきて。丁重に扱うのよ……私が治療します』
燈夜「かしこまりました、姫様」
「「「「!」」」」
…なーんか……この国、結構やばそうな雰囲気ね
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紅桜夢 - とっても面白かったです。 (2021年11月9日 8時) (レス) id: 20dd92ba69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もみじおろし | 作成日時:2021年10月14日 23時